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冬の車トラブル回避法を徹底解説!事前対策とトラブル時の対応

2025.1.21  お知らせ  , , , , , , , , ,

冬はほかの季節には起きないようなトラブルに遭遇することがあります。

これは車も例外ではなく、雪が大量に降る地域はもちろん、そうでない地域でも思わぬトラブルに巻き込まれてしまい、レッカーを依頼することになったというケースも少なくありません。

本記事は、そんな冬の車トラブルを回避するのに役立つ知識を解説します。

合わせて事前対策やトラブル時の対応方法などもお伝えしますので、参考にしてください。

冬にありがちな車トラブル

まずは冬にありがちな車トラブルについて解説します。

トラブルが起きる原因や、起きた時どうなってしまうのかを知っていきましょう。

バッテリー上がり

気温が低くなると、バッテリーの性能も低下しやすくなります。

特に古いバッテリーや短距離走行が多い車が遭遇しやすくなるのが、バッテリー上がりです。

気温が下がるとエンジンの始動に通常よりも多くの電力を消費するため、バッテリーの負担が増加します。

結果、バッテリーが上がってしまい、エンジンがかからなくなるなどの不具合が起きてしまうのです。

バッテリーが上がってしまうと車が動かないだけでなく、暖房をはじめとした電気系統の設備も使えません。

バッテリーが上がってしまったために、凍えながら助けを待つ、なんて事態になってしまった方もいます。

タイヤの空気圧低下

気温の低下はタイヤの空気圧も低下させてしまいます。

タイヤの空気圧低下はグリップ力を下げ、スリップ事故を起こす原因になるため、非常に危険です。

また、タイヤが冷えてゴムが硬くなると路面との密着度が低下します。

これにより、ブレーキを踏んだときの制動距離が伸びてしまいます。

これもまた、事故のリスクを高める要因です。

これらのリスクは長距離運転時により高くなるため、冬のレジャーなどで車を利用する際は、特に気を付ける必要があります。

窓やドアの凍結

冷え込みが激しい朝は、家の窓などが凍結しますが、これは車も例外ではありません。

フロントガラスやドアが凍結したために、開かなくなることがあります。

夜間に霜や氷が付着しやすい、湿気の多い地域で起きがちなトラブルです。

この状態で無理にドアを開けようとするとゴムパッキンが傷んでしまうため、修理が必要になる場合もあります。

エンジンオイルの粘度変化

寒冷地にありがちなのが、エンジンオイルの粘度変化です。

エンジンオイルは低温になると固くなり、エンジンの始動に影響を与えます。

オイルの粘度が高くなるとエンジン内の摩擦が増え、始動がスムーズにいかないだけでなく、燃費にも影響を及ぼします。

すぐに故障につながるわけではありませんが、これもまた頭が痛くなるトラブルのひとつです。

冬にありがちな車トラブルの対処法

では、このようなトラブルが起きてしまった時は、どう対処すればいいのでしょうか。

次はトラブル別の対処法を解説します。

バッテリー上がり

バッテリー上がりが起きたときは、ほかの車から電源を供給してもらいましょう。

供給の際は、ブースターケーブルを使います。

plus端子とマイナス端子を正しく接続するのが、この方法のポイントです。

周囲に車がない場合は、ジャンプスターターを使用しましょう。

事前に車内に常備しておけば、いざというときでも安心です。

また、普段から定期的にバッテリーの電圧を確認し、寿命が近い場合は早めに交換するのも重要です。

寒冷地は特にバッテリーの消耗が早まるため、冬本番を迎える前に点検・交換しておきましょう。

タイヤの空気圧低下

タイヤの空気圧低下の対策も、バッテリー同様定期的な点検と交換が有効です。

寒い時期や寒冷地で車を運転する際は、定期的にタイヤの空気圧やゴムの劣化を確認しておきましょう。

空気圧はメーカーが推奨する適正値を維持できているかをよくチェックしてください。

ガソリンスタンドやカー用品店では、無料で測定できることもあります。

出発前や給油の際に、定期的にチェックしておきましょう。

ゴムのひび割れなどの劣化が見られる場合は、新しいタイヤに交換します。

道路状況に応じてタイヤチェーンなどを取り付ける際にも、劣化サインが見られないかを必ず確認してください。

フロントガラスやドアの凍結時の対処法

窓やドアが凍結した場合は、正しい対処法を取りましょう。

よくお湯をかけて氷を溶かそうとする方がいますが、絶対にしてはなりません。

急激な温度変化により、フロントガラスが割れる可能性があります。

また、お湯で溶かしてもすぐに凍結してしまうため、ドアやワイパーが動かなくなるなどの、別のトラブルが起きてしまいます。

フロントガラスやドアが凍ってしまった時は、市販の解氷スプレーを用いましょう。

スプレーを吹きかけるだけで素早く氷を溶かしてくれます。

お湯を用意するよりも簡単なので、普段から用意しておくと便利です。

また、ドアのゴムパッキンが凍結するのを防ぐのに使えるのが、シリコンスプレーです。

寒くなる前にシリコンスプレーを吹きかけておけば、寒い冬でもスムーズにドアを開けられるようになります。

解氷スプレーと共に用意しておきましょう。

エンジンオイルの粘度低下の対処法

エンジンオイルの粘度低下には、冬専用の低粘度オイルで対応しましょう。

低粘度オイルは流動性が高いため、エンジン内部の摩擦を減らしてスムーズに始動できます。

なお、エンジンオイルは時間経過とともに劣化します。

これは粘度に関係なく起きるため、定期的なオイル交換で対応しなくてはなりません。

交換目安は走行距離や使用状況により異なりますが、季節が変わる前に一度点検しておき、季節や使い方に適したオイルに交換しておきましょう。

冬のトラブル回避のために用意しておきたいアイテム

冬のトラブル回避には、専用のアイテムを用意しておくことが大切です。

次はトラブル別に用意しておきたいアイテムを、リストを用いつつ解説します。

バッテリートラブルに有効なアイテム

バッテリートラブルに対応する際に用意しておきたいのが、以下のアイテムです。

  • ジャンプスターター:車用携帯型バッテリー
  • ブースターケーブル:バッテリー同士をつなぐ赤と黒の2本のコードで構成されたケーブル

ジャンプスターターがあれば、周りに車がない状況でもエンジンを再始動できます。

また、ジャンプスターターの中にはモバイルバッテリーとして機能するものもあり、普段使いはもちろん災害時などにもあると心強いアイテムです。

合わせてブースターケーブルも用意しておけば、ジャンプスターターが使えない状況でもある程度対応できます。

どちらも欠かさず用意しておきましょう。

タイヤトラブルに有効なアイテム

タイヤトラブルの対策としては、以下のアイテムが役立ちます。

  • スタッドレスタイヤ:気温の低い時期・地域に対応しているタイヤ
  • スペアタイヤ:ほかのタイヤが使えなくなった場合に交換するためのタイヤ
  • タイヤチェーン:タイヤ用の鎖で雪が積もっている場所を走る際に使う

スタッドレスタイヤは気温が7度以下になる時期や地域で活用します。

気温が下がりはじめたら、事前にスタッドレスタイヤに付け替えておきましょう。

また、整備が受けられない状況でタイヤの劣化が起きた場合に備えてスペアタイヤを用意しておくとより安心です。

積雪が多い道路を走行する予定がある場合は、タイヤチェーンも欠かさず用意しておきましょう。

凍結対策に有効なアイテム

凍結対策には以下のアイテムを用意しましょう。

  • 解氷スプレー:フロントガラスなどの凍結を素早く解かせる
  • シリコンスプレー:ドアのゴムパッキンなどに吹きかけておくと凍結を予防できる

車の中に用意しておくと使えない可能性があるため、自宅の玄関や鞄の中などにも用意しておくとより安心です。

積雪や渋滞時のトラブルに有効なアイテム

突然の大雪や渋滞による雪・寒さトラブルの対策グッズもあわせて用意しておきましょう。

  • スコップ:車やタイヤが雪で埋もれてしまった場合に掘り起こす際に使います
  • 防寒ブランケット:渋滞などで車が動かなくなった時に体温を維持するのに役立ちます
  • 非常食や携帯充電器:雪や渋滞で車から動けなくなった時の空腹や連絡手段の確保に役立ちます。

寒さによる車トラブルや雪による影響によっては、寒い車内に長時間い続けなくてはならない場合も想定できます。

普段からこうした事態に備えるためのグッズも用意しておきましょう。

トラブルに遭遇してしまった場合の心構え

どんなに注意していても、トラブルに遭遇してしまうことはあります。

車が動かないなどの状態に陥っても、慌てずに以下の対応を取りましょう。

まずは落ち着いて状況を確認する

車のトラブルに遭遇すると、ついパニックになってしまう方も多いですが、まずは落ち着きましょう。

慌てたまま行動すると、状況の悪化や新たなトラブルを招いてしまいます。

状況を冷静にチェックし、何が問題なのかを把握しましょう。

車のトラブルは車内だけでなく路面状況も関係します。

車やその周辺環境も欠かさずチェックしてください。

夜間や雪などの悪天候の中でトラブルに遭遇した場合は、ハザードランプを点滅させ、周囲の安全を確認してから行動することも大切です。

安全を最優先に行動する

車のトラブルが発生した時は、無理に動かしてはなりません。

例えば、雪道でスリップした場合、無理にアクセルを踏むとタイヤがさらに雪に埋まってしまい、状況が悪化します。

少しでもおかしいな、と思ったら、いったん車を止めて状況を確認しましょう。

自力で脱出や修理が難しい場合は、周囲の人やロードサービスに助けを求めてください。

高速道路や交通量の多い道路など、車内に留まる方が安全な場合は、その状態で助けを呼びましょう。

まとめ

今回は、冬の車のトラブル回避について解説しました。

寒い季節や寒冷地では、特有のトラブルに遭遇することがあります。

トラブルによる立ち往生などの事態を避けるためにも、事前のメンテナンスや対策グッズを忘れずに用意しておきましょう。

また、万が一の際は落ち着いて状況を確認し、安全を最優先に行動するようにしてください。

しっかり対策を行って、安全な冬のドライブを楽しみましょう。

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