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プロが教える!冬本番前にやっておきたい車のメンテナンス5選

2024.12.1  お知らせ  , , , , , , , , ,

冬になると、車に関するトラブルが増えることをご存じですか?

寒冷地ではエンジンがかからない、雪道でスリップするなど、さまざまな困りごとが発生しやすくなります。

こうしたトラブルを未然に防ぐためには、冬が来る前に事前メンテナンスを行うことが大切です。

この記事では、冬のドライブを安全で快適にするために確認しておきたいメンテナンスポイントを5つご紹介します。

1. バッテリーの点検と交換で冬場のエンジントラブルを防ぐ

冬場は特にバッテリー上がりのトラブルが増える季節です。

寒冷な環境下では、バッテリーの性能が低下しやすく、エンジン始動時に必要な電力が不足することがあります。

こうした事態を防ぐためには、事前の点検と適切な対策が重要です。

バッテリーの寿命と劣化のサインとは?

一般的に、車のバッテリーの寿命は約3年から5年とされていますが、使用状況によってはそれよりも早く劣化する場合があります。

エンジンをかける際に「セルの回りが弱い」と感じる場合や、車の電装品(ライトやオーディオ)の動作が不安定になる場合は、バッテリーが劣化している可能性があるのです。

こうした兆候が見られたら、早めの点検が必要です。

なぜ冬にバッテリーが上がりやすくなるの?

冬季にバッテリーが上がりやすくなる理由として、寒冷な気温が電解液の化学反応を低下させることが挙げられます。

特に、短距離走行を繰り返している場合、バッテリーの充電が十分に行われず、性能が低下しやすくなります。

また、寒冷地ではエンジンを始動する際に必要な電力が増えるため、弱ったバッテリーでは対応しきれなくなることがあるのです。

バッテリーの点検方法とメンテナンス

バッテリーの状態を確認するためには、電圧を測定するのが一般的です。

専用の電圧計を使うことで、バッテリーが適切な電力を保持しているかどうかをチェックできます。

また、端子部分に付着したサビや汚れが放置されていると、電力の流れを妨げる原因となるのです。

これを防ぐために、端子部分を清掃し、防錆剤を塗布することをおすすめします。

さらに、バッテリーの性能を維持するためには、定期的に車を運転し、充電を行うことが大切。

寒冷地で頻繁に車を使用する場合は、バッテリーチャージャーを用意しておくと、万が一のトラブル時にも安心です。

2. タイヤのチェックと交換で雪道対策を万全に

冬の道路状況は、雪や氷で滑りやすくなるため、タイヤの状態が安全運転に直結します。

タイヤの溝や摩耗の確認、スタッドレスタイヤへの交換など、事前にしっかり準備しておくことが重要です。

タイヤの溝と摩耗状態を確認する

タイヤの溝の深さが十分でない場合、冬の路面で必要なグリップ力を発揮できず、滑りやすくなる可能性があります。

タイヤ溝の深さは、目視で確認できる「スリップサイン」が基準です。

溝が1.6mm以下になったタイヤは、使用を控えることが推奨されています。

また、摩耗状態もチェックポイントです。

特にタイヤの片側だけが過度に摩耗している場合は、ホイールアライメントに問題がある可能性があり、専門業者での点検を検討する必要があります。

スタッドレスタイヤへの交換時期はいつ?

スタッドレスタイヤは、気温が7℃を下回る環境でその性能を発揮します。

そのため、早めに気温が低下する地域では、初雪が降る前に交換しておくことが理想的です。

また、スタッドレスタイヤの選び方も重要で、車種や使用環境に適したものを選ぶことで、より安全な走行が可能になります。

使用していないスタッドレスタイヤの保管方法にも注意が必要です。

タイヤを直射日光や湿気から守り、横置きではなく縦に積むことで、劣化を防ぐことができます。

タイヤの空気圧とホイールバランスを調整しよう

寒冷地では、気温の低下によってタイヤの空気圧が自然に低下します。

空気圧が不足していると、タイヤの接地面積が変わり、走行中のバランスが崩れる可能性があります。

定期的に空気圧を確認し、メーカー指定の値に調整することが重要です。

さらに、タイヤ交換時にはホイールバランスの調整も欠かせません。

これを怠ると、走行中の振動やタイヤの偏摩耗につながり、安全性が損なわれる可能性があります。

3. エンジンオイルと冷却水の確認で寒冷地仕様に

エンジンの保護や性能維持のために欠かせないエンジンオイルと冷却水(クーラント)は、冬の寒さに対応したものにしておくことが大切です。

これらを適切に管理することで、エンジンのトラブルを未然に防ぐことができます。

冬に適したエンジンオイルの選び方

冬の低温環境では、粘度の高いエンジンオイルではエンジン内部の動きがスムーズにいかなくなることがあります。

そのため、低温でも固まりにくい粘度(SAE規格で「W」のついた数値が低いもの)を選ぶのがポイントです。

例えば、5W-30や0W-20など、寒冷地仕様のオイルを使用することで、エンジン始動時の負担を軽減できます。

オイル交換の目安は走行距離や使用頻度によりますが、冬を迎える前に交換しておくことで安心してドライブを楽しめます。

冷却水(クーラント)の濃度と補充ポイント

冷却水はエンジンの冷却だけでなく、凍結防止の役割も果たします。

冷却水が劣化していると凍結しやすくなり、最悪の場合エンジン内部にダメージを与える可能性があるのです。

濃度は50:50(クーラント:水)が一般的ですが、寒冷地では60:40の割合が推奨されることもあります。

冷却水のリザーバータンクを確認し、適量が確保されているか、色や透明度に異常がないかを確認しましょう。

4. ウォッシャー液とワイパーの点検で視界をクリアに

冬のドライブでは、視界の確保が非常に重要です。

降雪や路面の融雪剤でフロントガラスが汚れることが多いため、ウォッシャー液とワイパーの状態をしっかり確認しておきましょう。

冬用ウォッシャー液の選び方と凍結対策

寒い地域では、ウォッシャー液が凍結して使用できなくなることがあります。

そのため、冬用の凍結防止成分を含むウォッシャー液を使用することが必須です。

冬用のウォッシャー液は-30℃や-40℃対応など、寒冷地仕様の商品も多く販売されています。

濃度調整も重要で、通常のウォッシャー液を薄めて使用している場合は、寒冷地では濃い目に調整することで凍結を防げます。

事前にタンクの残量を確認し、不足している場合は補充を行いましょう。

ワイパーゴムの劣化チェックと交換

ワイパーゴムが劣化していると、雪や雨をしっかり拭き取れず視界不良の原因になります。

ゴムが硬化していたり、拭きムラが出る場合は交換のサインです。

特に寒冷地では、ゴムの劣化が早いため冬前にチェックを行い、必要に応じて交換しましょう。

また、冬用ワイパーの使用もおすすめです。

通常のワイパーよりもゴム部分が強化されており、雪や霜に対応しやすくなっています。

5. ライト類と車体の保護で冬の安全性をアップ

冬の早朝や夕方は日照時間が短く、雪による視界不良も重なるため、ライト類の点検は欠かせません。

また、冬特有の道路環境が車体にダメージを与えることがあるため、車体の保護も重要です。

ヘッドライトやテールランプの点検

ヘッドライトやテールランプが正常に機能していないと、暗い道での視界確保や他車への存在アピールが難しくなります。

ライトの点灯状態を確認し、球切れがあれば早めに交換してください。

特に冬季には、ヘッドライトの曇りや汚れが光量を低下させることがあります。

定期的にライトのカバーを清掃し、クリアな状態を保つことが大切です。

ヒーターやデフロスターの動作確認

寒い季節において、車内の快適性を保つためにはヒーターやデフロスターが欠かせません。

ヒーターが効かない場合、冷却水の不足やサーモスタットの不具合が原因となっていることが多いのです。

また、フロントガラスの曇りを防ぐデフロスターが正常に動作しないと、視界確保が難しくなります。

動作に異常がないか確認するとともに、必要に応じて修理やメンテナンスを依頼しましょう。

ヒーターやデフロスターは特に重要な設備なので、冬を迎える前に万全の状態に整えておくことが重要です。

6. 車体の防錆対策もしっかり行おう

冬季の道路には融雪剤が散布されることが多く、これが車体の錆の原因となることがあります。

特に長期間放置すると、車の寿命を縮めることにもつながるため、事前の防錆対策と適切な洗車が重要です。

融雪剤による錆のリスクと対策

融雪剤には塩分が含まれており、これが車の金属部分に付着すると錆が発生しやすくなります。

特に、車の下回りやタイヤ周辺は融雪剤が飛び散りやすく、錆びやすい箇所です。

このリスクを軽減するためには、防錆加工を施すことをおすすめします。

ディーラーや専門店で行うアンダーコート処理は、下回りを保護する効果が高く、錆の発生を大幅に抑えることができます。

冬季の洗車方法と注意点

冬季には、洗車のタイミングにも注意が必要です。

特に、気温が氷点下になる地域では、水分が凍ってしまい、かえって車体を傷つける可能性があります。

洗車はできるだけ気温が高い日中に行い、水滴が残らないように丁寧に拭き取ることがポイントです。

また、車体だけでなく、タイヤハウスやホイールの隙間にも融雪剤が入り込むため、これらの部分も入念に洗浄しましょう。

さらに、コーティング剤を使用することで、汚れや塩分が付着しにくくなるため、錆対策として効果的です。

まとめ

本格的な冬を迎える前に行うメンテナンスは、車を安全かつ快適に使用するための大切な準備です。

バッテリーやタイヤ、エンジンオイルなどの基本的なチェックに加え、ワイパーやライト、車体の防錆対策まで、冬季特有のトラブルを未然に防ぐためのポイントを押さえておきましょう。

特に寒冷地では、気温が低下することで車への負担が大きくなりますが、適切なメンテナンスを行うことで、大切な家族を乗せる車を万全の状態に整えることができます。

今回紹介した内容を参考に、今のうちから冬への備えを始めてみてはいかがでしょうか?

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