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中古車購入時に法定整備は必要?車検整備との違いを解説

2024.10.20  お知らせ  , , , , , , , , ,

中古車を購入する際に、「法定整備付き」という車を見かけたことがある方もいるのではないでしょうか。

法定整備は、車の安全性を維持し、長く快適に使い続けるために欠かせないメンテナンスです。

中古車の購入時にも法定整備の有無が重要なポイントとなります。

この記事では、法定整備の基本的な内容や目的について解説します。

車検整備との違いや、それぞれのメリット・注意点について詳しく紹介するので、これから中古車を検討している方や、整備の必要性を理解していない方は参考にしてみてください。

車の法定整備とは何か?

法定整備とは、道路運送車両法で義務付けられた「自動車の定期点検」のことを指します。

車の所有者は、安全で快適な運転を継続するために、定期的に車両の点検を行う義務があります。

基本的には、車が日常の運転において問題なく機能し続けるかを確認するのが目的です。

特に、走行に影響を与えるブレーキやエンジン、タイヤなどの部品のチェックが重要です。

法定整備が必要な理由

法定整備が必要とされるのは、車の安全性を確保するためです。

自動車は、使用するにつれて徐々に部品が摩耗し、機能が劣化していき、重大な故障や事故のリスクが高まります。

法定整備を定期的に行うことで、そうしたリスクを未然に防げるほか、燃費効率の維持や車両の寿命を延ばす効果も期待できます。

法定整備の種類

法定整備には以下の2種類があります。

  • 日常点検整備
  • 定期点検整備

日常点検整備は、ドライバー自身が日常的に行う簡単な点検です。

例えば、ウォッシャー液の補充やタイヤの空気圧のチェック、エンジンの音の異常がないかの確認が含まれます。

一方、定期点検整備は専門的な設備と知識が必要です。そのため、整備工場やディーラーで行います。

定期点検整備も、さらに2種類に分けられます。

  • 12ヶ月ごとに行う「12ヶ月点検」
  • 2年ごとに行う「24ヶ月点検」

エンジンやブレーキシステム、サスペンションなど、より詳細で専門的な点検が行われます。

法定整備を受けるメリット

法定整備を受けることで、車の状態を定期的に確認でき、安心して運転できます。

また、専門家による診断を受ければ、異常の兆候を早期に発見できるなどメリットも多いです。

ここでは、法定整備を受けるメリットについて解説していきます。

定期的に整備を受けることで故障リスクを低減

定期的な法定整備を受けることで、部品の摩耗や劣化を早期に発見し、必要な交換や修理を行えます。

エンジンやタイヤなど、重要な部品が突然壊れるリスクを減らすことが可能です。

また、長期間にわたって安定した性能を維持できるほか、適切な整備は燃費の向上にも寄与します。

ランニングコストの削減にもつながる点も大きな魅力です。

メーカー保証を受けやすくなり、査定評価も高くなる

車の状態を定期的にチェックすることで、故障が発生した際にも保証を受けやすくなり、修理費用の負担を軽減できます。

また、国の基準に従って点検を実施すると整備記録簿が発行され、過去のメンテナンス状況が明確になります。

将来的に中古車として売却する際も、買い手にとっても信頼性が高く見られるため、査定評価が高くなる傾向です。

車検整備とは?法定整備との違い

車検整備とは、車が国の定める「保安基準」に適合しているかを確認するための点検・整備のことです。

車検の際に、車が道路を安全に走行できるかを確認するために行われます。

したがって、法定整備は車両の状態維持やメンテナンス、車検整備は車が法律で定められた基準を満たしているか確認することを目的としている点が大きな違いです。

車検整備が義務付けられている理由

車検整備は、日本国内で車を安全に使用するために義務付けられています。

道路運送車両法によって定められており、車両が公道を走るためには一定の基準を満たさなければなりません。

車検の基準には、ブレーキやタイヤの摩耗状態、ライトの点灯状態などが含まれています。

クリアすることで、車が安全に運行できる状態であることが証明され、次の車検までの一定期間は公道を走行する許可が得られます。

車検時に行う整備の範囲と法定整備のカバー範囲

車検時に行う整備の範囲は、ライトの点灯確認やタイヤの残り溝など、車両が保安基準を満たしているかどうかの確認に限られます。

一方、法定整備にはエンジンの調子や消耗品の交換など、車を最良の状態で保つためのメンテナンスが含まれます。

つまり、法定整備は細部にわたるメンテナンス、車検整備は安全基準を満たしているかのチェックが主体です。

結果として、法定整備をきちんと行っている車は車検整備をスムーズに通過しやすくなりますが、車検整備だけでは車の状態維持には不十分な場合があります。

中古車購入時に法定整備は必要か?

中古車を購入する際、法定整備が必要かどうかは車両の状態や使用目的によります。

購入時に法定整備が付いている車両であれば、納車前に点検整備が済んでいるため、安心して乗り始められます。

特に、購入後すぐに長距離を走る予定がある場合や、車のメンテナンスに自信がない場合は、法定整備付きの車を選ぶのが賢明です。

法定整備付き中古車のメリットとデメリット

法定整備付きの中古車を選ぶメリットとして、購入後すぐに安心して使用できる点があります。

また、整備記録簿から車両の過去のメンテナンス状況の確認も可能です。

そのため、将来的なトラブルの予測もしやすくなるでしょう。

ただし、整備費用が価格に反映されているため、やや割高になる傾向です。

コストを重視する方や、自分で整備ができる方にとっては、整備なしの中古車を選んで自分で必要なメンテナンスを行う方が、安上がりになる場合もあります。

購入後に自分で整備を行う場合

購入後に自分で整備を行う場合、部品代のみで済むため、整備費用を抑えられます。

そのため、簡単な作業であれば自分で行うのも良い選択です。

しかし、エンジン内部の点検やブレーキの整備といった専門的な作業は、専門業者に依頼する方が安全です。

専門業者に依頼すれば細かなチェックを受けられますが、その分費用が発生します。

法定整備付きの車両を購入するかは、自分でどこまで対応できるかを踏まえて判断しましょう。

法定整備を受けるべきタイミングとポイント

中古車を購入した後は、最初の1年間で12ヶ月点検を行うのが推奨されます。

これにより、購入後の初期不良や未発見の不具合を早期に発見し、トラブルを未然に防げます。

また、エンジンオイルやフィルター、冷却水の状態など、重要な消耗品のチェックを行うことも大切です。

法定整備と車検整備の費用の違い

法定整備と車検整備の費用相場は、それぞれ下記の通りです。

≺法定整備の費用≻

  • 12ヶ月点検:1〜2万円程度
  • 24ヶ月点検:2〜5万円程度

≺車検整備の費用≻

  • 軽自動車:6万円程度
  • 1t以下の車:7万円程度
  • 1~2tの車:8~9万5,000円程度
  • 2t以上の車:10~12万円程度

法定整備の点検内容には、エンジンの状態確認やブレーキの調整、消耗品の交換が含まれます。

一方車検整備の費用は、以下の3つに分かれ、車の大きさや車種によって異なります。

  • 法定費用(自賠責保険料や重量税)
  • 車検基本料
  • 部品交換費用

整備費用は、依頼する業者や車の状態によっても左右されるため、それぞれの費用の違いや節約するためのポイントについて見ていきましょう。

ディーラーと整備工場での費用の違い

ディーラーでは純正部品を使用し、メーカーの基準に沿った高品質な整備を受けられます。

そのため、費用は高めになる傾向です。

一方、整備工場やガソリンスタンドでは、ディーラーよりもリーズナブルな価格で整備を行える場合があります。

ただし、整備品質は業者ごとに異なるため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

車種や状態による費用の違い

法定整備や車検整備の費用は、車種や車両の状態によっても変動します。

高性能な車や特殊な装備を持つ車は、整備費用が高くなる傾向です。

また、エンジンの摩耗やブレーキの状態が悪い場合は、追加の部品交換費用が発生することもあります。中古車を購入する際には、事前に整備費用の見積もりを取っておくと安心です。

費用を節約するためのポイント

法定整備や車検整備の費用を節約するためには、信頼できる整備工場を選ぶことが重要です。

複数の業者から見積もりを取り、価格とサービス内容を比較することで、適正な価格で整備を受けられます。

また、日常的なメンテナンスを自分で行うことで、法定整備や車検整備の際の交換部品を減らし、費用を抑えられます。

法定整備を受ける際の業者の選び方

法定整備を受ける際には、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

ここでは、信頼できる業者の選び方をご紹介します。

整備工場が国から認証を受けている

認証工場は、国の基準をクリアしており、一定の技術力を持っています。また、整備記録簿も、基本的には認証工場でしかつけてもらえません。

整備記録簿は、過去の整備履歴を記録しています。

車の状態や、過去に行った整備内容、交換部品の履歴を確認できる重要な書類です。

整備記録簿がなければどこでどのような整備をしたのかがわからないため、なるべく認証工場で整備を受けるのが良いでしょう。

価格だけで選ばない

整備業者を選ぶ際には、価格だけでなく、サービスの内容やアフターフォローも重視しましょう。

特にディーラーの整備費用は高くなりがちですが、アフターフォローが充実していて安心感があります。

コストを抑えたい場合は、地元の認証整備工場を選ぶのも良い方法です。

信頼できる業者と長期的に関係を築くことで、安心して車を利用できるでしょう。

まとめ

法定整備と車検整備は、いずれも車の安全性を確保するために欠かせないメンテナンスです。

特に中古車購入時には、法定整備を適切に行い、安心して長く使用できる状態に整えることが重要です。

信頼できる整備業者を選び、日々のメンテナンスを怠らないことで、安全かつ快適なカーライフを実現できるでしょう。

今回の記事が、整備についての理解を深め、より安心な車選びとメンテナンスに役立つことを願っています。

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