車のドアが開かない、閉まらないというトラブルは、日常の中で非常に困るものです。
急いで出かけようとしているとき、または車から降りる際にドアが動かないと、冷や汗をかいてしまうことも。
この記事では、車のドアが閉まらない、開かない原因を徹底的に解説し、状況別に適切な対処方法を紹介します。
もし、トラブルに見舞われたときに慌てずに対応できるよう、ぜひ事前にチェックしておきましょう。
車のドアが外側から開かない原因
車のドアが外側から開かない場合、いくつかの原因が考えられます。
ここでは、よくある原因とそれぞれの対処法を解説しましょう。
異物が挟まっている
車のドアが開かない最もシンプルな原因のひとつは、ドアの隙間に異物が挟まっていることです。
特にシートベルトがドアの隙間に挟まったり、衣服やバッグのストラップが引っかかったりすることが。
これが原因でドアが開かなくなることは意外とよくあります。
ドアノブ(アウターハンドル)の故障
ドアノブ(アウターハンドル)が故障していると、外側からドアが開かなくなります。
これはドアノブ自体の内部機構が破損したり、アウターハンドルの部分が劣化したりすることで発生するのです。
特に、長年使用している車や寒冷地で使用している場合に多く見られます。
電気的なトラブル(リモコンキーの不良など)
車のドアには、リモコンキーやキーレスエントリーが搭載されている場合があります。
これらのシステムにトラブルが発生すると、ドアの開閉ができなくなることが。
例えば、リモコンキーの電池切れや、リモコンの内部故障、受信機との通信エラーが原因です。
ドアパッキンの貼り付け
寒冷地や湿気の多い環境で車を使っていると、ドアパッキンが凍りついたり、汚れが詰まったりしてドアが開かなくなることがあるでしょう。
特に冬場は凍結が原因でドアが開かないことがよくあります。
ドアパッキンが貼り付いていると、力を入れてもドアを開けられなくなることも。
車のドアが内側から開かない原因
車のドアが内側から開かない場合も、いくつかの原因が考えられます。
こちらでは、よくある原因とその対処法を詳しく解説しましょう。
ドアノブ(インナーハンドル)の故障
内側のドアノブ(インナーハンドル)が故障すると、内側からドアを開けることができなくなります。
インナーハンドルはドアロックの解除や開閉に関わる重要な部品であり、破損すると操作できなくなるのです。
特に、長年使用している車や、無理な力が加わった場合に故障が発生しやすいでしょう。
チャイルドロックがONになっている
チャイルドロックは、後部座席に乗る子供が誤ってドアを開けてしまうのを防ぐために設けられた安全装置です。
この機能がONになっていると、ドアは外側からしか開けられなくなります。
集中ドアロックの故障
集中ドアロックシステムが故障すると、ドアの開閉が制限されることが。
これは、電気的なトラブルが原因で、ドアロックが解除されない場合に発生します。
例えば、ロックがかかったままで解除できなくなったり、スイッチを押しても反応しなかったりするのです。
車のドアが外側から開かない場合の対処法
車のドアが外側から開かない場合、いくつかの原因が考えられます。
ここでは、よくある原因に対する具体的な対処法を順に解説しましょう。
異物が挟まっている場合
まず、車内に入り、ドアの隙間に異物が挟まっていないか確認しましょう。
シートベルトや衣服、バッグのストラップなどが挟まっている場合があります。
見つかった異物を慎重に取り除いた後、ドアを再度試してみてください。
異物が取り除けたら、ドアがスムーズに開くはずです。
ドアノブ(アウターハンドル)の故障
ドアノブが壊れている場合、外側からドアを開けられません。
まず、ドアノブが動かない、または手応えがない場合は、修理や交換が必要です。
自分で修理を行うのは難易度が高いため、ディーラーや整備工場に依頼して部品交換を行いましょう。
ドアノブの交換は比較的簡単に行える作業ですが、専門家に任せることで安全に修理が完了します。
電気的なトラブル(リモコンキーの不良)
リモコンキーが原因でドアが開かない場合、まずはリモコンの電池交換を試みましょう。
電池切れの場合は、交換することで問題が解決します。
それでもドアが開かない場合、スペアキーを使ってみてください。
リモコンの故障が原因であれば、修理を依頼する必要があるでしょう。
専門店でリモコンキーの点検や修理を行ってもらい、必要に応じて新しいリモコンキーに交換することをお勧めします。
ドアパッキンが張り付いている場合
ドアパッキンが凍結したり、汚れが詰まって動きが悪くなっている場合は、車を暖かい場所に移動させ、ドアを温めることで凍結を解消します。
また、パッキンに汚れがついている場合は、適切な清掃を行い、潤滑剤を使用してスムーズに開けられるようにしましょう。
ドア周りが冷えすぎている場合は、温水を使ってパッキンを温めることも効果的です。
もし自力での解決が難しい場合は、整備工場に依頼し、プロに点検・修理してもらうことをお勧めします。
車のドアが内側から開かない場合の対処法
車のドアが内側から開かない場合も、原因によって対処法が異なります。
ここでは、代表的な原因とその解決策を順に解説しましょう。
ドアノブ(インナーハンドル)が故障している場合
ドアノブの内部機構が壊れている場合、他のドアから車外に出て、外からドアを開ける方法を試してください。
故障が確認された場合は、ディーラーや整備工場でドアノブを交換してもらいましょう。
修理工場での修理を依頼することが最も安全で確実です。
チャイルドロックがONになっている場合
チャイルドロックを解除することで、ドアは内側から開けられるようになります。
チャイルドロックスイッチは後部ドアの内側、またはドア枠にあることが多いので、取扱説明書を参照して解除方法を確認しましょう。
なお、チャイルドロックがONの状態でも、外側からは問題なくドアを開けることができます。
集中ドアロックが故障している場合
集中ドアロックが故障しているのは、電気的なトラブルやヒューズの不良が原因となっていることがあります。
最初に車のヒューズを確認しましょう。
ヒューズが切れている場合は、同じアンペア数の新しいヒューズに交換することで改善されることがあります。
ヒューズが正常で、依然としてロックが解除できない場合、車の配線やロックシステムに不具合がある可能性が高いです。
この場合、整備工場での修理が必要でしょう。
もし集中ロックが完全に動かない場合は、無理に操作せず、専門家に修理を依頼してください。
修理を急ぐ場合は、ロードサービスを呼ぶことを検討しましょう。
ドアトラブルを防ぐための予防策
車のドアのトラブルは、些細な問題が原因で大きな不具合に繋がることがあります。
日々のメンテナンスや適切な使用方法を心がけることで、トラブルの発生を予防できるのです。
ここでは、ドアトラブルを防ぐための予防策を3つのポイントで解説します。
定期的なメンテナンス
定期的なメンテナンスは、ドアトラブルを防ぐ最も効果的な方法です。
ドアノブやドアロック、パッキンなどドアに関連する部品のチェックを行い、摩耗や劣化を早期に発見しましょう。
点検の際はアウターハンドルやインナーハンドルの動きがスムーズか、手応えに異常がないかをチェックしましょう。
異常があれば早めに修理・交換を行うことが重要です。
また、車のドアを正しく使用することも、トラブルを未然に防ぐために非常に重要です。
無理な力を加えたり、不適切な使い方をすることで、部品に負担をかけてしまうことがあります。
特に下記のような使用方法を心がけましょう。
- ドアを無理に閉めない
- 外的な圧力をかけない
ドアを無理に閉めると、ドアノブやラッチ、パッキンに負担がかかり、故障の原因になります。
軽く、スムーズに閉めることを心がけましょう。
また、車が走行中にドアを開けることは非常に危険で、ドアの機構に過度の圧力をかけてしまうことがあります。
乗車前にドアがしっかり閉まっていることを確認しましょう。
外的要因のチェック
天候や道路の状態など外的な要因もドアトラブルに影響を与えることがあります。
特に寒冷地や湿気の多い地域では、ドアが凍結したり、汚れが詰まったりしてトラブルを引き起こすことがあるでしょう。
たとえば、寒冷地で冬季に使用するとドアパッキンが凍結し、ドアが開かなくなることがあります。
特に雪や氷が車のドアに付着しないように、走行前に車全体を点検しましょう。
また、冷暖房で車内を温めることで、パッキンの凍結を防げます。
また、汚れや砂、塩分がドアのレールやパッキンに溜まると、開閉がスムーズにいかなくなることがあります。
特に雨や湿気の多い季節は、定期的にドア周りを清掃し、潤滑剤を使って保護しましょう。
原因を理解して車のドアトラブルを未然に防ごう
車のドアが開かない・閉まらないトラブルは、思わぬタイミングで発生し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
しかし、定期的なメンテナンスや正しい使用方法、外的要因への配慮を行うことで、これらのトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
異常を早期に発見し、適切な対応をすることで、車のドアの寿命を延ばし、快適なカーライフを送ることが可能です。
万が一トラブルが発生した際は、慌てずに原因を特定し、必要な修理を専門家に依頼することで、安全に解決できます。
普段からのケアが、車のドアを長く使い続けるための鍵となるでしょう。
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