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サイドブレーキランプが消えない?気になる原因と直し方を詳しく紹介

2025.7.22  お知らせ  , , , , , , ,

車を運転しているとき、突然「サイドブレーキランプ」が点灯していることに気づいた経験はありませんか。

サイドブレーキランプが消えない理由はさまざまで、ブレーキシステムや電気系統の故障が関係していることも。

これを放置すると、最悪の場合、車の安全性に重大な影響を及ぼす可能性があります。

本記事では、サイドブレーキランプが消えない原因を徹底的に解説し、その対処法についても詳しく紹介しましょう。

安全運転を続けるために、ぜひチェックしてみてください。

サイドブレーキランプとは?

サイドブレーキランプ(またはブレーキ警告灯)は、車両のメーター内に表示される警告灯の一つで、主にサイドブレーキの状態を示す役割を担っています。

通常、サイドブレーキを引くとランプが点灯し、解除すると消灯というものです。

これにより、運転者はサイドブレーキが適切に作動しているかを確認できます。

しかし、このランプが点灯したまま消えない場合、単なる解除し忘れだけでは済まない可能性があるため、注意が必要です。

実際、サイドブレーキランプは、車両のブレーキ系統に異常が発生した場合にも点灯することがあります。

特に、サイドブレーキを完全に解除したにも関わらずランプが消えない場合、ブレーキフルードの不足やABSシステムの異常など、深刻なトラブルが隠れている可能性が。

この警告灯が点灯したままだと、最悪の場合、ブレーキの効きが悪くなり、事故を引き起こすリスクが高まるため、早急に点検が必要です。

サイドブレーキランプが消えない原因

サイドブレーキランプが消えない原因は多岐にわたります。

最も一般的な原因から、車両のブレーキシステムや電気系統に関連するものまで、さまざまな要素が関係しているのです。

それぞれの原因について、順を追って解説していきます。

サイドブレーキ解除の忘れ

最も基本的で単純な原因は、サイドブレーキの解除忘れです。

運転中にサイドブレーキが完全に解除されていない場合、サイドブレーキランプが点灯したままになります。

特に慣れない車両や、レバー(ペダル)の戻し具合が不十分な場合に見落としやすいでしょう。

また、最近の車種では、サイドブレーキ解除を忘れた際に警告音やメッセージで注意を促す機能が搭載されていることがありますが、これがない車両では視覚的に確認することが重要です。

ブレーキフルードの不足

ブレーキフルードが不足していると、サイドブレーキランプが点灯することがあります。

ブレーキシステムは油圧式で動作しており、フルードが減少するとシステムの圧力が不足してブレーキが正常に作動しなくなるのです。

このため、ブレーキフルードの不足を警告するためにサイドブレーキランプが点灯することがあります。

ABSシステムの不具合

ABS(アンチロックブレーキシステム)は、急ブレーキ時にタイヤのロックを防ぎ、安全な停止を助ける重要なシステムです。

ABSに不具合が発生すると、ABSランプとサイドブレーキランプが同時に点灯することがあるでしょう。

ABSの不具合は、ABSセンサーや制御ユニットに異常がある場合に発生します。

ABSランプとサイドブレーキランプが一緒に点灯した場合、ブレーキシステム全体に関わる問題である可能性が高いため、速やかに整備工場で診断を受けることが必要です。

センサー類やスイッチの故障

サイドブレーキレバー(ペダル)には、ブレーキの作動状態を検知するセンサーやスイッチが取り付けられています。

このセンサーやスイッチに故障が生じると、実際にはサイドブレーキが解除されているにも関わらず、ランプが消えないことがあるでしょう。

この場合、サイドブレーキレバーやペダルのスイッチが故障しているため、修理または交換が必要です。

電気系統の故障

サイドブレーキランプが消えないもう一つの原因として、車両の電気系統の故障があります。

車両には多くのセンサーや配線が連動しており、これらの部品の故障が原因でランプが点灯し続けることがあるでしょう。

例えば、サイドブレーキランプと連動している電気系統の配線にショートや接続不良が生じると、ランプが消えないことがあります。

これらの問題は複雑であるため、専門的な診断機器での確認が必要となり、早期の修理が必要でしょう。

サイドブレーキランプが消えないことによる影響

サイドブレーキランプが消えない状態を放置すると、車両の安全性に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

ブレーキシステムに何らかの異常がある場合、走行中の車両制御や停止に支障をきたし、最悪の場合、事故を引き起こすことも考えられるでしょう。

以下で、サイドブレーキランプが消えないことが及ぼす具体的な影響について解説します。

ブレーキ効力の低下

サイドブレーキが解除されていない場合、ブレーキが常に軽くかかっている状態となり、通常の運転に比べてブレーキ効力が低下します。

これにより、走行中にブレーキをかける際の反応が鈍くなる可能性があり、必要な時に迅速に止まれない危険性があるのです。

過度な摩擦と熱の発生: サイドブレーキがかかり続けていると、摩擦によって異常な熱が発生します。

この熱はブレーキ部品にダメージを与え、最終的にブレーキの効きが悪化したり、破損を引き起こすこともあるでしょう。

これにより、走行中にブレーキが効かなくなるリスクがあります。

車両が不安定になる

ブレーキが常にかかっていると、車両が前進する際に一定の抵抗を受けることになり、車両の安定性が損なわれる可能性が。

特に高速道路や長距離の走行中にこの問題が発生すると、制御が効かなくなることも考えられます。

サイドブレーキを解除せずに走行した場合の危険性

サイドブレーキを解除せずに走行することは、車両の安全性にとって非常に危険です。

以下のような問題が発生することがあります。

ベーパーロック現象の発生

サイドブレーキを解除せずに走行すると、ブレーキが過度に加熱され、「ベーパーロック現象」が発生する可能性があります。

これは、ブレーキフルードが高温で沸騰し、空気が混入する現象です。

ブレーキフルードに空気が入ると、油圧が正常に伝わらず、ブレーキが効かなくなります。

この現象が発生すると、急停止ができなくなり、重大な事故を引き起こす危険があるのです。

ブレーキ部品の損傷

高温による熱が周囲の部品にも影響を及ぼします。

特に、ゴム部品やベアリングなどは高温で劣化しやすく、これらが損傷すると、さらに深刻なブレーキ故障を引き起こす可能性があるのです。

過熱によってブレーキ部品が焼けることもあり、最終的には修理費用が高額になることもあります。

火災の危険

最悪の場合、過熱が続くとブレーキ部品が発火することがあります。

これにより車両が火災を起こす危険性もあり、非常に危険です。

特に長時間の走行や高温時にブレーキを使用し続けると、火災リスクが高まるため、注意が必要でしょう。

サイドブレーキランプが消えない時の対処法

サイドブレーキランプが消えない場合、早急に適切な対処を行うことが重要です。

異常を放置すると、安全性に深刻な影響を与える可能性があります。

ここでは、サイドブレーキランプが消えない時の具体的な対処法を段階的に紹介しましょう。

初期対応:サイドブレーキが完全に解除されているか確認

最初に確認すべきなのは、サイドブレーキが完全に解除されているかどうかです。

特に慣れない車両や緊張している状況では、解除し忘れが起こりやすいため、まずは基本的なチェックを行いましょう。

サイドブレーキを数回操作し、レバーやペダルがしっかりと元の位置に戻っているかを確認。

最近の車種では、サイドブレーキ解除を忘れると警告音やメッセージが表示される機能がついていることもあります。

この機能が作動しているかどうかも確認しましょう。

完全に解除されたことを確認したら、再度ランプが消えるかどうかを確認し、それでも消えない場合は次のステップに進みます。

ブレーキフルードの点検と補充

サイドブレーキランプが消えない原因として、ブレーキフルードの不足が考えられます。

フルードが足りないと、センサーが反応してランプが点灯するため、まずはブレーキフルードの量を確認しましょう。

車両のエンジンルームにあるサブタンク(ブレーキフルードタンク)を開け、フルードのレベルが「MIN」と「MAX」の間にあるか確認します。

フルードが減っている場合は、指定されたタイプのブレーキフルードを補充。

補充後にランプが消えるか確認しましょう。

フルードが減っている理由として、ブレーキパッドの摩耗やブレーキラインの漏れが考えられるため、点検を怠らず行うことが重要です。

ABSシステムの診断

ABSが正常に機能していない場合、ABSランプとサイドブレーキランプが同時に点灯することがあり、この場合はABSの診断が必要です。

車両に搭載されているOBD(オンボードダイアグノスティックス)診断機器を使って、エラーメッセージを読み取りましょう。

ABSに関するエラーコードが表示された場合、原因を特定するための診断が必要です。

ABSのセンサーやモジュールに問題がある場合は、修理や部品交換が必要となります。

もし診断機器がない場合、整備工場に車両を持ち込み、ABSシステムを専門的に診断してもらいましょう。

センサーやスイッチの交換

サイドブレーキレバーやペダルには、作動状態を検知するセンサーやスイッチが取り付けられています。

これらの部品が故障すると、サイドブレーキが解除されていてもランプが点灯し続けることがあるでしょう。

サイドブレーキのスイッチやセンサーが故障している場合、交換が必要です。

交換の際は、専門の整備工場で作業を依頼することをお勧めします。

故障している部品の交換には、数千円から1万円程度の費用がかかることがありますが、早期に修理することで、他の重要な部品に対する損傷を防げるでしょう。

まとめ

サイドブレーキランプが消えない状態は、ブレーキシステムの異常や電気系統の故障など、さまざまな原因が考えられます。

これを放置すると車両の安全性に重大な影響を及ぼす可能性があるので、安全性を確保するために、日頃から車両の点検やメンテナンスをしっかり行うことが重要です。

サイドブレーキランプが消えない場合は、焦らず冷静に対処し、安全な走行を心がけましょう。

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