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タイヤの空気圧は高すぎてもダメ!正しい調整方法とリスクを徹底解説

2025.7.13  お知らせ  , , , , , , , , ,

タイヤの空気圧は、車両の走行性能や安全性に直結しています。

多くのドライバーが「タイヤの空気圧は高ければ高いほど良い」と誤解していることがありますが、実は高すぎる空気圧は多くのリスクの要因に。

本記事では、タイヤの空気圧が高すぎた場合のリスクや、適正空気圧を保つための正しい調整方法を詳しく解説します。

車両の性能を最大限に引き出し、安全で快適なドライブを楽しむために、正しい空気圧の維持方法を今一度確認しておきましょう。

タイヤの空気圧の基礎知識

タイヤの空気圧は車両の安全性や性能に大きく影響します。

ここでは、タイヤの空気圧がどのようなものかを詳しく解説しましょう。

タイヤの空気圧とは?

タイヤの空気圧は、タイヤ内部に保持される空気の圧力を指します。

タイヤは車両の重さを支え、路面と接触して走行する重要な部品であり、その性能は空気圧に大きく関係しているのです。

適正な空気圧を維持することで、タイヤは車両の重量を均等に支えることができ、走行中の衝撃をしっかりと吸収、安全かつ快適な走行が可能となります。

逆に、空気圧が適切でないと、タイヤの性能が十分に発揮されず、タイヤの摩耗が偏る、燃費が悪化する、車両の操縦安定性が低下するなどの問題が発生します。

そのため、タイヤの空気圧は定期的にチェックし、車両やタイヤの指定空気圧を守ることが非常に重要です。

タイヤの空気圧は、タイヤ内部に保持される空気の圧力を指します。

空気圧が適切であることで、タイヤは車両の重量を支え、走行中の衝撃を吸収し、安全かつ快適な走行をサポートしてくれるのです。

空気圧がタイヤに与える影響

タイヤの空気圧は、車両の走行性能や安全性に大きな影響を与えます。

適正な空気圧を維持していれば、タイヤは均等に摩耗し、転がり抵抗が最適化され、走行がスムーズで快適になるでしょう。

しかし、空気圧が低すぎる場合、タイヤがたわみやすくなり、転がり抵抗が増加します。

これにより、エネルギーが無駄に消費され、燃費が悪化してしまうのです。

また、タイヤが不均等に摩耗しやすく、タイヤの寿命が縮みます。

さらに、操縦安定性が低下し、走行中にタイヤがヨレやすくなることも。

反対に空気圧が高すぎると、タイヤの接地面積が減少し、グリップ力が低下します。

これにより、ブレーキング時の制動距離が長くなり、タイヤの摩耗が偏ってしまい、最悪の場合、タイヤがバーストする危険性もあるのです。

タイヤの空気圧が高すぎるリスク

タイヤの空気圧が高すぎると、タイヤ本来の性能が発揮できず、さまざまなリスクを引き起こします。

過度な空気圧はタイヤの寿命を縮め、安全性や走行性能に影響を与えるため、適切な空気圧を維持することが重要です。

ここでは、空気圧が高すぎることによる主なリスクを詳しく解説します。

タイヤの摩耗

空気圧が高すぎると、タイヤの接地面の中央部分に過度な負担がかかります。

これにより、偏摩耗が発生し、タイヤの寿命が短くなってしまうのです。

正常な空気圧であれば、タイヤ全体が均等に摩耗しますが、高すぎる空気圧では中央部分が早く摩耗し、タイヤの外側部分は摩耗が少なくなります。

この偏摩耗が進むと、タイヤ交換を早める必要があり、無駄な出費につながってしまうのです。

バーストのリスク

過度な空気圧で走行すると、タイヤ内部の圧力が過剰になり、タイヤが外部の衝撃を吸収できなくなります。

これは、タイヤの弾力性が低下し、タイヤが硬くなってしまうためです。

その結果、段差や障害物などに衝突した際に、バースト(破裂)を引き起こす可能性があります。

バーストは非常に危険で、走行中にタイヤが突然破裂すると車両の制御が効かなくなり、事故を引き起こす恐れがあるのです。

安定性の低下と乗り心地の悪化

空気圧が高すぎると、タイヤのクッション性が失われます。

通常、タイヤは路面の凹凸を吸収する役割を果たしていますが、高すぎる空気圧ではその機能が十分に発揮されません。

これにより、振動が車内に直接伝わりやすくなり、乗り心地が非常に悪くなります。

特に長距離運転や不安定な路面を走行する際には、運転が不快で疲れやすくなり、快適性が大きく損なわれてしまうでしょう。

また、タイヤが硬くなることで、操縦安定性も低下します。

急な操作やハンドルの切り方に対する反応が鈍くなるため、車両の挙動が予測しづらくなり、運転中の安全性に大きく影響するでしょう。

特に、高速道路や急カーブを走行する際に危険が増すため、空気圧の調整には十分な注意が必要です。

タイヤの空気圧の適正値を確認する方法

タイヤの空気圧は車両ごとに異なり、適正な空気圧を維持することが安全運転やタイヤの寿命に大きく影響します。

適正空気圧を確認する方法について解説しましょう。

空気圧表示シールを確認する

適正空気圧は、車両ごとに設定されており、運転席ドアの内側や給油口に貼られた空気圧表示シールに記載されています。

ここに記載されている数値が車両にとっての車両指定空気圧です。

車両指定空気圧は、タイヤサイズに基づいて決められているため、タイヤサイズが同じでも車両によって異なる場合があるため、必ず車両専用の空気圧を確認して調整しましょう。

また、車両の取扱説明書にも適正空気圧が記載されていますので、そちらを参照することもできます。

タイヤの空気圧は前輪と後輪で異なる場合もあるため、必ず前後の空気圧を確認し、それぞれ適正値に調整しましょう。

空気圧の単位と換算方法

タイヤの空気圧はkPa(キロパスカル)という単位で表されます。

以前はkgf/cm²(キログラム力パー平方センチメートル)やpsi(ポンド毎平方インチ)が使われていましたが、現在では国際単位系(SI単位系)に基づき、kPaが標準となっています。

もしkgf/cm²の単位で記載されている場合、換算方法は簡単です。

1kgf/cm² ≒ 100kPaとなります。

この換算を行えば、異なる単位で記載されている空気圧もkPa単位に合わせて確認することができます。

空気圧の調整のタイミング

タイヤの空気圧は、1ヵ月に1回程度の頻度でチェックし、必要に応じて調整することをおすすめします。

タイヤは走行中に自然に空気圧が低下するため、定期的なチェックが重要です。

特に以下のタイミングで空気圧を確認することをお勧めします。

  • 長距離走行後
  • 急な温度変化後

長距離を走行すると、タイヤが熱を持ち、空気圧が一時的に上昇することがあるのです。

走行後にタイヤが冷めた状態で空気圧をチェックすると、正確な数値が得られます。

気温が急に変化した場合、タイヤ内の空気圧も変動。

特に寒暖差が大きい季節の変わり目には、空気圧のチェックが重要です。

正しいタイヤの空気圧調整方法

タイヤの空気圧調整は、セルフで行うこともできますが、ガソリンスタンドやカー用品店での調整も可能です。

以下にそれぞれの方法を解説します。

ガソリンスタンドやカー用品店での調整方法

ガソリンスタンドやカー用品店には、セルフ式の空気圧点検機が設置されていることが多いです。

以下の手順で調整を行います。

  1. タイヤのエアバルブのキャップを外す
  2. 空気圧点検機のホースをエアバルブに接続する
  3. 点検機に指定空気圧を設定する
  4. 空気が自動的に入るので、完了したらホースを外し、キャップを取り付ける

また、スタッフに依頼することもできるので、使い方が不安な場合はスタッフに相談することができます。

自宅での空気圧調整方法

自宅でエアコンプレッサーを使用する場合、エアゲージを使って現在の空気圧を確認し、必要に応じて調整します。

以下の手順で調整が可能です。

  1. タイヤのエアバルブのキャップを外す。
  2. エアゲージで現在の空気圧を確認する
  3. もし空気圧が低ければ、エアコンプレッサーで空気を追加する
  4. 空気圧が高すぎる場合は、エアバルブを少し開けて調整する
  5. 調整後、エアバルブキャップをしっかりと締める

調整時に注意すべきポイント

空気圧を調整する際は、タイヤが冷えている状態で調整することが重要です。

走行後のタイヤは熱を持っているため、空気圧が一時的に高くなります。

タイヤが冷えている状態で空気圧を測ると、正確な数値が得られます。

走行後にすぐに空気圧をチェックしてしまうと、実際の空気圧が不正確になるため、数時間の間にタイヤを冷ますことが大切でしょう。

空気圧が高すぎる場合の対処方法

タイヤの空気圧が高すぎる場合、まずはエアバルブを開けて空気を抜くことで調整を行います。

空気圧が高すぎると、タイヤの性能が十分に発揮されず、摩耗やバーストのリスクが高くななってしまいます。

適正空気圧に戻すためには、以下の手順を守って調整することが重要です。

エアバルブを開けて空気を抜く

エアバルブの上部にある小さなバルブキャップを取り外し、タイヤの空気圧を調整するためにエアバルブを軽く押します。

これにより、タイヤ内の過剰な空気が抜けていくのです。

空気を抜く際は、少しずつ行い、適正空気圧に近づけていきます。

再度エアゲージで確認

空気を抜いた後、再度エアゲージを使用してタイヤの空気圧を測定します。

エアゲージで適正空気圧を確認し、もしまだ高い場合は再度空気を抜いて調整を続けましょう。

適正空気圧に調整

エアゲージで確認した空気圧が車両の指定空気圧に一致するように調整します。

車両ごとに適正空気圧は異なるため、事前に確認しておきましょう。

バルブキャップを取り付ける

空気圧が適正値に調整できたら、エアバルブにキャップをしっかりと取り付けます。

これにより、空気が漏れるのを防ぐことができるのです。

適正空気圧を維持することは、タイヤの寿命を延ばし、走行性能を最大限に引き出すために非常に重要。

空気圧が高すぎる状態が続かないように、定期的に空気圧を確認し、調整することを習慣にしましょう。

まとめ

タイヤの空気圧は、高すぎても低すぎても、タイヤや車両に悪影響を与えるため、バランスの取れた空気圧管理が必要です。

適正空気圧を保つことで、タイヤの寿命が延び、燃費の向上や操縦安定性の確保に繋がります。

タイヤの空気圧を定期的に確認し、適切に調整することで、燃費の改善、タイヤの寿命延長、そして走行中の安定性を保ち、事故のリスクを減らせます。

日々の小さなチェックが、あなたの安全で快適なカーライフをサポートするでしょう。

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