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車のクラクションが止まらない!夏・台風シーズンに多い誤作動の原因原因と今すぐ止める方法を解説

2025.7.3  お知らせ  , , , , , , , ,

「突然クラクションが鳴りっぱなしになって止まらない…」そんな場面に遭遇して、焦った経験はありませんか?

特に夏休みやお盆、台風シーズンには、ショッピングセンターの駐車場や住宅街などで、クラクションが断続的に鳴り続けている車を見かけることが増えます。

実はその多くが、セキュリティ装置の誤作動や車両の設定ミスによって発生しています。

しかも一部の車種では、正しく解除しない限りクラクションが何度も鳴り始めてしまうケースも。

本記事では、クラクションが勝手に鳴り続ける原因や仕組みをわかりやすく解説し、応急処置の方法・誤作動と故障の見分け方・修理の目安までをまとめてご紹介します。

突然のトラブルに備えるためにも、ぜひ参考にしてください。

車のクラクションが鳴りっぱなしになる主な原因

クラクションが鳴りやまず、断続的に「ピッピッ」「ビーッ」と音が鳴り続ける現象には、セキュリティ装置の誤作動によるものと、機械的または電気的な故障によるものがあります。

それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。

セキュリティ装置の誤作動による影響

もっとも多く見られるのが、車両の盗難防止装置によるクラクションの発報です。

たとえば、エンジンを切ったあとに車内に人が残っている状態でリモコンキーで施錠すると、車内センサーや振動センサーが「異常」と認識してクラクションを鳴らすことがあります。

これは、「ピッピッピッ」「ビーッ、ビーッ」と一定の間隔で断続的に鳴るのが特徴です。

特に夏休みやお盆の時期は、家族を乗せたレンタカーで買い物中に誰かが車内に残るというケースも多く、操作に不慣れなことが原因でセキュリティが誤作動を起こす事例が頻発します。

実際に、車内で人が動いたことでセンサーが作動し、意図せずクラクションが鳴り続ける場面がよく見られますよね。

場合によっては、音がいったん止んでも数十秒後に再び鳴り始めることもあります。

台風・大雨・強風による誤作動

もうひとつの誤作動の原因として、悪天候によるセンサー反応が挙げられます。

クルマに搭載されている盗難防止装置の一部には、振動センサーや傾斜センサーが含まれており、外部からの揺れや衝撃に反応してクラクションを鳴らす設計になっているのです。

そのため、台風の強風、豪雨、雹(ひょう)などによって車体が揺れたり振動を感知すると、警報が作動し、クラクションが発報することがあります。

屋外の平置き駐車場や立体駐車場の上階など、風や雨の影響を直接受けやすい場所に停めていると、こうした誤作動が起こりやすくなるでしょう。

マンションの駐車場などでは、深夜に鳴りやまないクラクションが近隣トラブルにつながるケースもあるため、状況に応じてセキュリティ機能を一時的にOFFにすることも検討しましょう。

故障による原因

誤作動ではなく、車両本体の不具合が原因でクラクションが鳴りっぱなしになることもあります。

主な故障箇所は以下のとおりです。

  • ホーンパッドの接点不良・戻り不良
  • ホーンリレーの固着
  • 配線ショート

ステアリング中央にあるホーンパッド(スイッチ部分)が押されたまま戻らなくなると、接点が導通し続けて電流が流れっぱなしになり、クラクションが鳴り続けます。

特にバネの劣化や摩耗が原因で、スイッチが戻らないケースが多いです。

一方でホーンリレーは、クラクションに電気を流す・止める制御部品です。

このリレーのスイッチが「ON」で固着してしまうと、クラクションが鳴り続ける状態になってしまいます。

また、経年劣化やサビ、事故などの衝撃で配線の被膜が破れ、他の配線やボディと接触してしまうと、意図しない回路が形成されてしまうこともあるのです。

これにより、ホーンスイッチを押していないのにクラクションが勝手に鳴り続けるといったトラブルが発生します。

クラクションの誤作動と故障の見分け方

クラクションが鳴り続ける原因が「誤作動」なのか「故障」なのかを見分けることで、適切な対処がしやすくなります。

ここでは、それぞれのケースで見られる典型的なサインを紹介しましょう。

誤作動のサイン

誤作動の多くは、セキュリティ装置による警報機能の作動が原因です。

次のような特徴が見られる場合は、誤作動の可能性が高いでしょう。

  • 一定のリズムで鳴る
  • ハザードランプと連動して点滅
  • エンジンをかけると鳴り止む

誤作動の場合は、「ピッピッピッ」「ビーッ、ビーッ、ビーッ」といった断続的かつ規則的な音が繰り返されるのが特徴です。

これは盗難防止アラームが作動したときの典型的なパターンといえます。

また、クラクションの鳴動とハザードの点滅が同時に発生していたり、エンジンをかけると鳴りやんだりする場合も、セキュリティ装置の作動と考えられるでしょう。

誤作動の場合は、ドアロック解除やエンジン始動によって警報が解除され、クラクションが止まることがほとんどです。

これは正常動作の一環であり、故障ではありません。

特にレンタカーや操作に不慣れな車種で起きやすいため、慌てず落ち着いてリモコンキーで解除操作を試してみましょう。

故障のサイン

一方で、クラクションの構造的な不具合が原因の場合は、以下のような「明らかに異常な鳴り方」や「電気系統の異常」が見られることがあります。

  • 「ビーッ」と鳴りっぱなしで止まらない
  • リモコン操作やエンジン始動でも止まらない

途切れることなく長時間クラクションが鳴り続ける場合は、ホーンパッドの接点不良やホーンリレーの固着が疑われます。

これはセキュリティ装置ではなく、物理的な電気回路の異常です。

通常、セキュリティ由来の誤作動は解除操作で止まるのが一般的ですが、それでも止まらない場合は故障の可能性が高いです。

電気が流れ続けている状態になっていると考えられるでしょう。

他の電装にも異常があると、下記のような症状がみられる場合があります。

  • メーターが点滅している
  • ライトが点かない/消せない

他の電子装備にも異常が出ている場合は、配線のショートや電源系統の不良が起きている可能性があるでしょう。

そのまま乗り続けると事故につながる可能性があるため、専門の業者に見てもらうのがおすすめです。

今すぐできる応急処置の方法

クラクションが鳴りっぱなしになると、近隣の迷惑になるだけでなく、自分自身もパニックに陥ってしまいがちです。

まずは落ち着いて、以下のいずれかの応急処置を試してみましょう。

ヒューズを抜く

もっとも効果的で一般的な応急処置は、クラクション用のヒューズ(HORN)を抜いて電気の流れを遮断する方法です。

車には電装品ごとに対応したヒューズが取り付けられており、クラクションにも専用のヒューズがあります。

「HORN」と書かれたヒューズを抜くことで、クラクションへの通電がストップし、音を止められます。

ヒューズは以下の場所にあります。

  • エンジンルーム内のヒューズボックス
  • 室内運転席下のヒューズボックス

ヒューズの位置は車載の取扱説明書やヒューズボックスの蓋の裏面に記載されているため、まずは確認してみましょう。

また、多くの車にはピンセットのようなヒューズ抜き用の専用工具がボックス内に収納されているので、それを使うと安全に抜けます。

バッテリーのマイナス端子を外す

ヒューズの場所がわからない、またはヒューズを抜いてもクラクションが止まらない場合は、バッテリーのマイナス端子を外して電源を遮断する方法が有効です。

この方法では、車全体への電源供給が止まるため、クラクション以外の電装品もすべて停止しますが、確実にクラクションを止められます。

ただし、下記の点に注意点が必要です。

  • 外すのは必ず黒いケーブルの「マイナス端子」
  • 工具がボディと接触するとショートする可能性があるので、赤いプラス端子は絶対に触れない

バッテリーの端子はボルトで固定されているため、10mm前後のスパナやモンキーレンチが必要になります。

工具が手元にない場合や作業に不安がある場合は、無理をせず次の対応策を取りましょう。

ロードサービスに連絡する

自分での対応が難しい場合や、夜間や屋外でトラブルが起きた場合には、ロードサービスを呼ぶのが最も安全な方法です。

JAF(日本自動車連盟)や任意保険のロードサービスを利用すれば、現場での応急対応や車両搬送をしてもらえます。

また、レンタカーでトラブルが発生した場合は、レンタカー会社の緊急連絡先にすぐに連絡しましょう。

セキュリティ誤作動の場合には、遠隔で解除できる仕組みを持っている会社もあります。

クラクションの修理が必要になるケースと費用目安

クラクションが鳴りっぱなしになる原因が明らかな故障である場合、応急処置だけで済ませることはできません。
不具合の放置は車検不適合・バッテリー上がり・近隣トラブルにもつながるため、早めの修理が必要です。

故障箇所費用目安(部品代+工賃)
ホーンリレー交換1,500円〜5,000円
ホーンパッド交換15,000円〜30,000円(※エアバッグ一体型の場合あり)
クラクション本体交換10,000円〜
配線修理・診断5,000円〜15,000円(原因調査含む)

なお、クラクションの修理を自己判断で行うのはおすすめできません。

とくにエアバッグと連動しているパーツ(ホーンパッドなど)や配線まわりの作業は、非常にデリケートで危険を伴います。

エアバッグが関係する部分には高電圧がかかっていることもあり、誤って展開させてしまうと重大なケガにつながるおそれがあるのです。

また、配線の接続や断線の修復を誤ると、他の電装部品にまで不具合が広がるリスクも否定できません。

そのため、クラクションの鳴りっぱなしが故障によるものであると考えられる場合は、必ず整備工場やディーラーなど、専門の業者で診断・修理を依頼するようにしましょう。

まとめ

クラクションが鳴りっぱなしになるのは、セキュリティ装置の誤作動または電気系統の故障が原因であることが多いです。

特に夏休みや台風時期には、レンタカーや天候による誤作動が増える傾向にあります。

応急処置としては、「ヒューズを抜く」または「バッテリー端子を外す」のが有効です。

ただし、原因が不明な場合や作業が難しいときは、整備工場やロードサービスに相談しましょう。

放置すると近隣トラブルや車検不適合のリスクもあるため、早めの対応をおすすめします。

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